志望理由書

志望理由書の書き方|合格者が実践した3つのコツ

志望理由書の書き方|合格者が実践した3つのコツ

志望理由書って、最初はみんな「何を書けばいいの…?」って悩むものです。でも安心してください。基本構成とコツさえ掴めば、あなたの想いをしっかり伝えられる文章が書けるようになりますよ。

目次

志望理由書の基本構成

志望理由書には、決まった構成があります。大学の面接官はこの流れで読み、あなたの志や適性を判断しています。

1段階目:なぜこの分野か

「医学を学びたい」「経営学に興味がある」など、学びたい分野を明確にします。重要なのは「なぜ」です。親の勧めではなく、あなた自身の経験や疑問を書きましょう。具体的な出来事や感動した瞬間があると、説得力が増します。

2段階目:なぜこの大学か

分野が決まったら、その中でもなぜ「この大学」なのかを書きます。大学のカリキュラム、教授の研究内容、施設の特徴、学風など。「評判がいい」では足りません。その大学だからできる学びは何か、を深掘りします。

3段階目:入学後何をしたいか

志望理由書の締めくくりです。「この大学でこんなことを学んで、将来こう貢献したい」という未来像を描きます。これがあると、あなたが本気で考えていることが伝わります。

よくある失敗パターンと改善例

失敗パターン1:志望動機が抽象的すぎる

NG例:

貴大学の環境科学科で、環境問題について深く学びたいと考えています。

改善例:

高2の時、家の近くの川が工場排水で汚れているのを見て、「この問題を解決したい」と思いました。貴大学の環境科学科では、水質汚濁のメカニズムを化学と生物の両方から学べ、実験室だけでなく野外実習も充実していることに惹かれました。

違い:改善例は、自分の経験→課題発見→この大学である理由が順序立てて書かれています。

失敗パターン2:大学のホームページをそのまま書く

NG例:

貴大学は最先端の研究施設を有し、多くの論文を発表しています。

改善例:

〇〇教授の「〇〇に関する研究」を拝読し、その独創的な視点に影響を受けました。この研究に関わるゼミで学びたいと考えています。

違い:具体性と個人的な想いが入ると、グッと説得力が上がります。

失敗パターン3:一般的すぎる夢を語る

NG例:

グローバル化する社会で活躍する人間になりたいです。

改善例:

留学先のニューヨークで見た、貧困層の教育支援プロジェクトに参加しました。貴大学の国際経営学科なら、実務的な経営知識を身につけながら、開発途上国の教育課題に向き合える力がつくと考えます。

違い:背景のエピソード+その経験から何を学んだか+この大学で何ができるかが明確です。

合格者が実践した3つの書き出しコツ

コツ1:「あの時の衝撃」を最初に書く

書き出しはスマホで読む高校生にも、デスクで見直す面接官にも、最後まで読み続けてもらう工夫が必要です。自分の志の原点になった出来事を冒頭に持ってくると、グッと引き込まれます。

例:「初めて〇〇を見た時、〇〇だと思い…」という具体的な場面から始めると、あなたのストーリーが立ち上がります。

コツ2:「好き」だけじゃなく「なぜ好きか」を掘り下げる

「数学が好きです」では弱いです。「なぜ好きか」を3段階で考えてみてください。

  1. 好きな理由:数学の問題を解くと達成感を感じる
  2. なぜそう感じるか:複雑な問題が論理的に解けるプロセスが面白い
  3. それはどう学びたいか:その論理を実社会に応用できる工学を学びたい

この掘り下げが、志望動機の信ぴょう性を高めます。

コツ3:「比較」を使って差別化する

「医学を学びたい」という受験生は多いです。その中で目立つには、なぜほかの学部ではなく医学科なのか、を示す必要があります。

例を挙げるなら、薬学部との違いや、医学部の中でも特定の研究分野に惹かれた理由、など。「この大学のこの環境だから、自分の目標が達成できる」という一点の強さが合否を分けます。

最後に大事な注意書き

丸写しはNG!

インターネットには志望理由書の例文がたくさん出ています。参考にするのはいいですが、そのまま写すのは絶対にやめてください。理由は3つ:

  1. バレる:面接官は多くの志望理由書を読んでいるので、ネット例文はすぐわかります。
  2. あなたの想いが伝わらない:他人の文章では、あなたの本当の気持ちが面接官に届きません。
  3. 信用を失う:写しが発覚すると、合格してからも大学との信頼関係が揺らぎます。

例文は「構成の参考」「表現の工夫」を学ぶためのものです。最終的には、あなたの言葉であなたのストーリーを書いてください。それが最大の武器になります。

まとめ

志望理由書の基本は「なぜこの分野か→なぜこの大学か→入学後何をしたいか」の3段階です。失敗を避けるには、抽象的ではなく具体的に、あなた自身の経験や疑問を軸に書くこと。そして冒頭の「衝撃」、理由の「掘り下げ」、大学選びの「差別化」を意識すれば、面接官の心に届く志望理由書が書けます。

一度目の下書きは不完全で当たり前。何度も読み直して、推敲して、あなたの想いをより伝わる形に磨いていってください。応援しています。


本記事の情報は2026年3月時点のものです。志望理由書の形式や文字数は大学によって異なりますので、各大学の出願要項を必ず確認してください。

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