活動報告書の書き方|何を書けばいいか例文で解説
活動報告書の書き方|何を書けばいいか例文で解説
「活動報告書って何を書けばいいの…?」と悩むあなたへ。総合型選抜で大切な活動報告書は、あなたがこれまで何を頑張ってきたかを伝える重要な書類です。書き方にはコツがあり、ポイントを押さえれば誰でも説得力のある報告書が書けます。このガイドを読めば、迷わず進められるようになりますよ。
目次
活動報告書とは
活動報告書は、あなたが高校時代にどんな活動をしたか、そこから何を学んだかを伝える書類です。総合型選抜では、成績や試験の点数だけでなく、あなたの経験と成長を見たい 大学が増えています。
部活動、ボランティア、探究活動など、形式は問いません。大事なのは「何をしたか」ではなく「そこから何を学び、どう成長したか」を明確に伝えることなんです。
書くべき内容:6つのジャンル
活動報告書に含めるべき内容をご紹介します。すべて書く必要はなく、あなたが最も力を入れた活動2~3つに絞って書くのがコツです。
部活動
- 部内での役割や工夫した点
- 試合成績、大会での経験
- チームメイトとの関係で学んだこと
ボランティア活動
- 活動内容と参加頻度
- 対象者の笑顔や反応で感じたこと
- 社会貢献への気づき
探究活動・研究
- テーマ選びの背景
- 調査方法や工夫した点
- 得た成果や新しい視点
資格取得
- 取得した資格と学習期間
- 勉強のきっかけと目的
- 合格までのプロセス
留学・国際交流経験
- 行先と期間、目的
- 異文化での驚きや学び
- 帰国後の変化
その他の活動
- 生徒会、委員会活動
- コンテスト・大会出場
- 個人的な創作活動
成功のカギ:STAR法で構成する
説得力のある活動報告書を書くには「STAR法」を使うのがおすすめです。これは面接対策でも使われる、プロフェッショナルな構成方法です。
| 要素 | 説明 | 例 |
|---|---|---|
| S (Situation) | どんな状況だったか | 陸上部400mリレーの選手 |
| T (Task) | どんな課題に直面したか | メンバーのバトンミスが多い |
| A (Action) | あなたが何をしたか | 毎日アンカー練習を提案 |
| R (Result) | 結果はどうなったか | 地区大会で入賞 |
STAR法の使い方
例文で見てみましょう。
弱い例: 「私は部活を頑張りました。大変でしたが、学ぶことが多かったです。」
→ 何もわかりません。
STAR法を使った例: 「陸上部で400mリレーの選手として活動しています。ここ1年、バトンパスのミスが課題でした。そこで毎日放課後、受け取り手の目線に合わせたアンカー練習を自主提案し、部員全体で改善に取り組みました。結果、地区大会で入賞を果たし、『信頼できる走者』というチーム内での評価を得ました。」
→ 状況、課題、行動、結果が明確です。説得力がぐっと上がりますね。
よくあるNG例と改善例
NG例1:抽象的すぎる
悪い例: 「私はボランティア活動で多くのことを学びました。困っている人のために働くことの大切さを感じました。」
改善例: 「児童養護施設でのボランティアに月2回、1年間参加しました。子どもたちの学習サポートを担当し、算数の計算が苦手な小学3年生の男の子に丁寧に教えました。最初、男の子は教科書すら開きませんでしたが、3ヶ月後には『〇〇さんに教えてもらいたい』と笑顔で近づいてくるようになったのです。この経験から、相手を理解し根気強くサポートすることの大切さを学びました。」
NG例2:課題を書いていない
悪い例: 「私は英語検定準1級に合格しました。毎日勉強頑張りました。」
改善例: 「高2の春、英語検定準1級を目指しました。ただ、リスニングが苦手で模試では合格点に届きませんでした。そこでYouTubeの英語ニュースを毎朝15分聞く習慣をつけました。6ヶ月の取り組みで、リスニング得点が30点上がり合格できました。今では英語で海外ニュースを読むのが楽しみになっています。」
NG例3:丸写しになっている
悪い例: 「私たちの探究班は、全員が図書館の本から同じ内容を調べて、発表スライドにコピーペーストしました。」
→ 指導の先生にすぐバレます。
改善例: 「地元の商店街の活性化について研究しました。個人で違う調査方法を担当し、私はSNSフォロワー数とお店の来客数の関連性を分析しました。この結果から『SNS発信が少ない老舗店ほど客足が減っている』という仮説を立て、地元の店主さんにインタビュー調査も実施しました。」
活動実績がない人へ
「私、これといった活動をしていない…」と落ち込む必要はありません。実は、大学が見ているのは 活動の派手さではなく、あなたの成長と工夫 です。
こんな活動でもOK
- 毎日の家事を効率化する工夫
- 苦手な教科の勉強法を自分で開発した
- 家族や友人の相談に乗って気づいたこと
- 学校の授業で工夫した学び方
大事なのは「なぜそれをしたのか」「そこから何を学んだのか」です。派手な活動よりも、小さなことでも工夫し、考えたプロセスが伝わる報告書の方が好まれます。
まとめ
活動報告書は「自分の頑張り」を伝える大切な書類です。STAR法を使い、状況→課題→行動→結果を明確にすれば、どんな活動でも説得力のある報告書になります。
派手さや多さよりも、一つの経験をどう捉え、どう成長したかが重要。あなたの本当の想いと工夫が伝わる報告書を書いてください。応援しています。
本記事の情報は2026年3月時点のものです。最新情報は各大学の公式サイトをご確認ください。